うたプリのオタク、KAT-TUNのライブ円盤を見たよメモ(3枚目)

もう2次元アイドルのオタクっていうか、ただKAT-TUNさんの円盤を初見で見てる奴になっている。前回の10周年円盤でしわっしわのピカチュウ顔になってしまったので、元気になりたくて「KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITEを見ました。

1枚目→KAT-TUN LIVE Break the Records」

contacos.hatenadiary.jp

2枚目→KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"」

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KAT-TUNのパイセンたちが色々オススメ教えてくれるのでありがとうございます。

・「KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia」→いつでるかまだ分からないけど「砂のカーテン」って響きが完全にヤバいやつなので発売したら見たいです

・「KAT-TUN LIVE 2015 “quarter” in TOKYO DOME」「COUNTDOWN LIVE 2013」→火が見たいなら2013 or 2015!という話が複数あったんですけど、たぶんこれとこれかな?そのうち見てみようと思います

KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE

まず、設営準備からカメラ回してくれるの手厚すぎません?!あんまり3次元の円盤を見たことないので設営風景を撮るのがスタンダードなのか分らんですけど、2次元の会場設営の解像度が上がる……!ここだけスローで3回くらい見てしまっためちゃくちゃ楽しい。

OVERTUREの映像は、自分がゲームオタクだからそう思うんだろうけど、なんていうかすごくゲームっぽい。今回は「火」がテーマということですが、3人が登場した部屋?にあるのって蝋燭、絵画、書籍なんですけど、蝋燭はともかくほかは火を近づけてええんか……??と思っちゃったんですが、全体的なテーマとしては「暗闇を照らす灯火」とかそういう感じで、何かを燃やすとかそういうことだけでなく「自分たちはここにいる(=だから迷わずついてきて)」という宣言のようなニュアンスを感じました。そもそも蝋燭も単体では意味がなくて火あってこその道具だし、絵も本も明かりがないと意味がない存在だしな、と一人で勝手に納得してました。こいつまだ1曲目にすらたどり着いてないけど見てる人このペースで大丈夫?まだまだ続くぞ!

 

それで「Diamond Sky」に入っていくわけですが、最初は演出的な意味で「XIII機関キングダムハーツ)の黒コートじゃん!!」とか思ったんですけど、普通に火花が飛び散り過ぎて危ないので防護服なんだなって気づきました。いやデザインも個性あるしフードを被って表情が見えない状態が嫌いなオタクはいないので(デカ主語)それだけで「すごくイイ!!」とはなるんですが、それよりマジであぶねえ!!普通に考えて演者が防護服を着ないと危険(そうに見える)なくらい火要素をぶち込むって何???

それでなんだこの「最初の1曲目でセットリストの火のリソース8割ぶち込んでやるよ!!」みたいな勢いは。仮面ライダーの1話か???(※仮面ライダーは第1話で車をぶっ壊したりCGめちゃくちゃ使ったりめちゃくちゃコストかける)

ってかステージにも仮面ライダーなどでお馴染み廃工場が建設されてるわけですが、ステージに廃工場って建設できるの??しかも昇降機ついてるんだが??えっ建設できるんだ。ええ……??

それはそれとして亀梨さんのフードの投げ方が超カッコイイのと、最初に目を隠しながら出てきたの大変えっちなんですが……??サングラスとかもそうなんだけど、亀梨さんは自分の視線ひとつでファンの命を左右できるってことを完全に理解してらっしゃるのが怖いですねェ……??

「FEATHERS」ではジュニアの皆さんが鎖ジャラジャラさせながら出てきたのはさすがに笑ってしまったんだが、アイドルやってて鎖ジャラジャラしなきゃいけないこと結構あるんだな?!(2009年の円盤でも何か見た)あとコート脱いだあとの話をするんですけどリボンタイの中丸さん、スタンダードな亀梨さん、ワイルドな上田さんっていう個性デザインが好きです。男性はもっとリボンタイを積極的に身に着けるべきなんですよ(個人的な劣情)。

「Fly like a ROCKET」めちゃくちゃカッケエな!!因果が逆なんですけど、Snow Manとかみたいなダンスパートに力入れてるグループとかもすごく映えるイメージの曲ですね。ソロアングルがあるのも納得のやつ。これは個人でしっかり見たい曲だ。ムービングステージやっぱ地に足ついてる感がいいので、2次元でも浮遊感もいいけどこういうのやってほしいなって見るたび思います。

ロッコ乗り込む時いつも上着が消えるな……って言ってたんですけど今回の「Keep the faith」では亀梨さんが半脱ぎという“テク”を見せつけてきたので、さすがプロは違うなと感服しました。上田さんの「いらっしゃいませクソ野郎ども!!」はストレートな罵倒だ!!めっちゃ怒られている!!って思いつつ(楽しい)、中丸さんの「皆イエーイ!!」はそのまんまって感じで可愛いですね。あと、指だけで歓声をあおる上田さんにヒェ……って震えた。

ジュニアの皆さん、このくらいの人数だと顔が分かっていいけど、まあさすがに自分は分ら……いやこの名前、この顔、なんか見覚え……あっIMPACTorsじゃん!!って気づいてしまったので段々顔の見分けがついてくるのコワイナ……。とか言ってたら個人パフォーマンスのとき、ときめきレストランの「Good to be bad(霧島 司&不破剣人)」みたいなアクション受けて1回死にました。

今回、火を使った演出でいったら「Diamond Sky」と「DANGER」が優勝なのは間違いないと思うんですけど、単純な演出の好みでいったら「ハロハロ」が最強でした。おそらく紗幕を使った演出だと思うんですが、2次元でもここ数年で朗読劇とかの演出ではよく見かけるようになったんですけどライブで、さらにここまでの規模感でやってるのはあるのかなー自分が見たことないだけかな。ハリー・ポッターに出てくる絵画のようなイメージやら、オタク大歓喜のベルベットルーム(ペルソナ3のエレベーター)みたいなやつとか、城の庭園、水の中、宇宙まで!しかも吊りも駆使して浮遊感めちゃくちゃ出してたのが最高でしたね。

それで、後々のトークで「どの席でも楽しんでもらえるように」みたいなことを仰ってたような気がするんですけど、この「ハロハロ」の演出はもちろん現地の方々にとっても素晴らしいものだったと思うんですが、光の加減といい角度といい同じような高さのカメラを通したこの全景映像が最適解だったような気がするんですよ。このライブの映像だからこそ、もっとも美しく見れているような。後々こうして見返した人間にも楽しめる演出を刻んでくれたのかなって思って、勝手にうれしくなりました。

Dead or Alive」の光る旗にドットっぽく浮かび上がった3人のお顔は「マザー2か?!(ゲーム)」って笑ってしまったんですけど、これもステージに近い人よりやや遠方の人のほうが綺麗に見えるパターンだなって印象ですね。宝塚歌劇団でこういうのに近いの見たことある(光る槍だったけど)。カメラでモニター撮った時みたいになるやつ、ドロステ効果?合わせ鏡みたいなアレの効果をあえてモニターに流すのも天才の所業だと思いました。

そんで「ハロハロ」のときに白コートになって、ここで脱ぎ捨てて衣装チェンジなんですけど上田さんの特攻服 is なんで??中のシャツもすぐボタン外すし……いや前回見たやつもそうだけど、肉体をめちゃくちゃ見せたいタイプだったんだな。背中になんて書いてあるのか気になってソロアングルまで確認しにいったんですけど“凶悪狂暴”って。これじゃあもうそのうち天上天下唯我独尊とか刺繍するしかないじゃん!!それはそれとして中丸さんのメガネもちょいちょいあるけど、だいぶあざといとこ突いてくるよなーって思います。

ノーマター・マター」で上田さんが「全然聞こえねえ!」ってキレて、そこから中丸さんが「(声)出てるぞ!」ってフォローする阿吽の飴鞭が完璧だな……って眺めてた。「PERFECT」でカメラへのアピールも忘れない中丸さん可愛いですね。「Reflect Night」ではピアノ弾いてる上田さんの姿もお馴染みになったけど、半裸でピアノ……?は後々セルフツッコミあったのでよかったです。でもまあロックバンドとかだとたまに見るから、珍しくも……ないのかな……まあ、アイドルはあんまやらんと思うけど。でも上田さんの唯一無二感あっていいんじゃないですかね。
MCパートは、上田さんがワガママな我々への策士対応でウケました。まあ、どこが良席なのかは難しい問題ヨナ。セットリストの話は普通に2次元アイドル方面でも参考になったし、面白かったです。あと地方ツアーで方言ネタ取り入れるのはアイドルの鉄板なんだろうか(確かSnow Manとかでも見た気がする)。

それで上田さんのソロの「百花繚乱」の話してもいいですか?するぞ。このライブの話かどうかは分からんのですが、ずいぶん昔にTwitterで上田さんのライブレポっぽいマンガを見たことがありまして。ステージにファンのお姉さんを上げて、上田さんとディビジョンラップバトルをしたっていうやつ。お姉さん一歩も負けてなかったし、周囲の歓声も「上田竜也をぶっ潰せ!!」みたいな感じだったとかなんとか。もうあやふやなんで色々違ってたらごめんなさい。ただ、これがすごく印象に残ってて、自分の中の上田さんのイメージって2009年の円盤見るまで長らくずっと「これ」だったんですよ。あと、うちのTLゲームオタクばっかなのに「上田さんのブログがすげえ面白い」ってのは定期的に流れてきてたのでその2つが自分にとっての上田さんのすべてでした。なので、これの前や後にもやってるのかもしれませんけど「ファンをステージに上げてラップバトルする上田さんは実在する」っていうのをちゃんと確認できて、めちゃくちゃ最高でした。あと10周年の円盤見てからInstagramフォローしてるんですけど、ブログ面白いの一端は理解しました。ファンとめちゃくちゃ距離近くて、こういうとこがバンギャ特攻なんか……??

で、今回の「百花繚乱」に戻るんですけど、廃工場を鉄パイプで殴って音楽を奏でるとか治安の悪いミュージカルじゃん(大歓喜。あと上田さんが素手で花火触ってるんですけど何これ?!ってびっくりしたんですが、どうやら低音花火という安全性の高いものがあるらしくそれか?いやそういうの知らなかったんでびびったし、分かっててもドキドキしそうなんですけどさらっとやってて、上田さんはチキンレースとかで超ギリギリを攻めてるタイプのヤンキーだなって思いました(アイドルだよ)。

中丸さんソロのアブストラクト」のレーザー演出は前も見たな~中丸さんこういうの好きなのかなって思ったんですけど、まさかそれが後々のフラグだとはこの時はまだ思わなかったのだ……。それはさておき、光の使い方がうまいですよね。あとAI中丸とかドローン中丸みたいなのが出てきたのはちょっと笑った。

亀梨さんのソロ「CAN'T CRY」は、暗転中に絶命した人間の悲鳴が聞こえたのでそれがもう“答え”だなって思いました。映像のところに「カメスタグラム」って書いてあったのが芸コマ。ライブだけどMVっぽいというか短編映画みたいな、ひとつの物語というか世界をきっちり作り込んでるところが亀梨さんって感じですね。タピオカだけでこんなに人間を絶叫させるアイドルいるんだ……みたいなのも含め。通りすがりの人間もファッション誌とかの一コマというか、雑に切り取っても絵になりそうな徹底的な計算のもっていう感じがすごくよかったです。最後はわざわざ曇りガラスの水滴つきボックスを用意して閉じ込められていて、亀梨さんは閉じ込められたいタイプなのかなって誤解しそうになる。最後シャツ脱いだのは何でだったのかよく分かりません。えっちでした。

因果がどうなってんのか分らんですけど、Snow ManTravis Japan舞浜アンフィシアターでやった2018年の「YouTube Brandcast」でもステージ外使った演出見たのでアイドルあるあるなのかな。2次元も輸入してくれんかこういうの(作画コスト爆上げ&3Dモデルだとそもそも無理)。

そんでカトゥネットに登場人物が増えたんですけど、ヤンキーくんの頭蓋骨の使い方が織田信長のそれなんよ。

 

それでですね、それで自分の中で大問題の「We are KAT-TUNですよ。ジャニーズのアイドルにはよく自己紹介ソングがあるってのはいちおう理解していたんですが、これ自己紹介でもあるけど「KAT-TUNあるあるネタか?!」って感じでめちゃくちゃオモローでした。たった円盤2枚分しか見てない自分ですら言ったことがあるネタ満載で、KAT-TUNという概念が詰まっている……!

まず、いわゆるガチ恋口上で始まってたので大爆笑。自分はまともに触れたのは夢見りあむの「OTAHEN」(アイドルマスター)なんですけど、そういうのジャニーズでもやるんだ?!?!ってのは本当にそう。KAT-TUNさんマジで何でもやるんだな。

  • ライブで上から出てくる←言ったことある
  • 爆発音で驚く←言ったことある
  • 衣装を着込みすぎ←思ってたけど自覚あったんだ
  • 乳首ネタは鉄板なんですか?
  • ドリンクボックス←毎回自分たちで持って帰るのじわってる
  • ペンラほぼ武器←自我のない頃からよく回ってきたので知ってた
  • 消防法との戦い←2次元は気にしなくていいから大変だなって思ってた
  • 中丸さんレーザーやりがち←円盤2枚ですらそう思ったのにもっとやってんの!?
  • うちわの角度←クッソワロタ
  • 上田さんムービングステージでヤンキー座り←自覚あったんだ
  • 羽だしすぎ←自覚あったんだ
  • グッズ白黒←あんま検索してないけど10周年とか白黒だなって思った
  • 骨折れるまで←骨折れるまでクラップ強要するアイドル何?!

あとアイドルマスター履修してると(それ以外もあるけど)フッフー!とかフワッフワッ!とか言えるけど、KAT-TUNに応用効くとは思わないじゃん……?まあ、うたプリのスタツアでも我々「I love you……Ma・sa・to Forever」とか言ってるんでこっちも応用効きますね。好き好き大好きすごい好き!

 

「A MUSEUM」のサテンっぽいピンクのスーツめっちゃ可愛くない?!あと「雨に咲く哀、夜に泣く藍」ではハット&バラの亀梨さん、傘の中丸さん、椅子の上田さんと演出が違うのがすごく良かったです。亀梨さんがバラ投げたのは「スタツアで見たやつ!!」って一ノ瀬トキヤの幻覚を見れたのでよかったです。「甘い渇き」はこれ最低でもR-15じゃないですか??えっちすぎる。すぐ「D-motion」を東京ガールズモードって呼んじゃうオタクなんですけど、トロッコでまた半脱ぎの亀梨さんが出てきたので今回はコレでファンをころすプランなんだな……って気持ちに。「アイノオカゲ」で側転?する中丸さんカッコよかったですね。

めちゃくちゃ無限回廊(ゲーム)というかRPGのラスダンなムービーでお着替えしたと思ったら、めっちゃ刺繍な衣装で出てきた~~!!可愛い!オタクお金のかかった衣装だいすき!上田さんが闘牛士みたいになってるのすごいな……バッサバッサしてて動きにくそうだけど、それを感じさせないのもはや王の器じゃんな。それでYouTubeの予告でも見た「DANGER」ですね。これはもう円盤2枚分でも「燃やせ!!」って曲なのが分かる。ここで余力も残さず全力で燃やすぞついてこいよ~~~~!!って感じの勢いがとてもよかった。

凍った花が解けて扉の向こうに空が広がってる光景、なんつーかKAT-TUNの3人がこのライブで目指したものってこういうことなのか?みたいな感じで受け止めました。そんでエンドロールにバクステ映像を入れてくれるのはやっぱスタツアなんだよ……メイキング系を嫌いなオタクはいないので最高ですね。

 

結論:元気なるなった!!!!!!!!!!!!!!