3mmくらいしか知らないないまま観賞した映画「HiGH&LOW THE WORST X(ザワクロ)」の感想文(有識者フォローあり)

自分はただの特撮&2.5系ふんわりオタクです

知ってたこと
・一番最初の「HiGH&LOW」(なのでSWORDとか鬼邪高校の概念とか轟は見たことあるなって感じ)(でも定時制と全日の区別はよく分かってなかった)
・ザワ含めて顔と名前の区別が最初からついてたのは志尊くん、塩野くん、ユーキヤマダ(今回不在だけど)、岡さんあたり
・映画館にはめちゃくちゃ通ってたので、そこで流れてた「1分で分かる『HiGH&LOW THE WORST』」は100回くらい見た気がする
・なので「HiGH&LOW THE WORST」が人気漫画とのコラボ作品なのと、志尊くんが「鬼邪高潰すぞ」って言ってたので彼は鳳仙高校側なんだなってのは理解してた

事前に有識者フレンズから作品の簡単な説明は受けたけど、そもそもLDHとかEXILEとかその辺の方々(これもざっくりすぎて失礼なんだろうが)はお顔もお名前もユニット名とかもさっぱり分かりませんすいませんでも面白かったです。

 

以下、色々順不同箇条書きで記憶あやふや。間違えてたらごめんね!

 

・瀬ノ門が最初に潰してたモブ校?の壁の落書きがサンスクリット語……じゃないのは分かるけど雰囲気的にそういう系の文字で書かれてたり、海外謹製っぽいオシャンなチラシとかが貼り付けてあったりして「不良高校の落書きにしてはIQ高すぎでは?!?!」ってひっくり返った
・なのでその少し後に鈴蘭が出てきた時は昭和レトロ漂う典型的な落書きばっかりで、おまけにラオウが特攻服を着て現れて「これだろ~~~!!!!」って手を叩いて喜んでしまった。いにしえのオタクなので
・鈴蘭に乗り込んでさっそく見せた楓士雄の笑顔があまりにもSo CuteすぎてオタクCPUが「はは~~んこいつは笑顔で人をダメにするタイプのトップだな???」って弾きだしたんだけどあながち間違いでもオタク特有の誇張でもなんでもなく愕然とした一方、ラオウがあっさりフォーエバーマイフレンド化したのもしょうがないなこれじゃ……って爆速で“理解”った
・楓士雄の中の人、犬っぽくて丸っこくて可愛かったけど、普段のお顔は結構シャープで喋りもこんなフワフワではないらしいんだが、撮影時はお顔のフォルムに丸みがあったほうが「可愛い」と理解したうえで臨んだらしいと聞いて、自分自身の思い描く魅力と外から見られる時の魅力を100%正しく理解したうえでそれを完璧に具現化できるの、あまりにも恐ろしくて震え上がったわ……こんなん好きになったら地獄(天獄)まっしぐらじゃん……
・実際に見てみると楓士雄がめちゃくちゃ可愛い系のお顔だったので、佐智雄とマブでありライバルの対比を考えたら「完璧なチョイスじゃん!!!!!」ってスタオベしてしまった
・単純にアクションがすごいので、鈴蘭での乱闘で小学生男児の心がキャッキャしてしまった。まあ欲をいえばこれ以外に見たのが初代だったので、もっと校庭とか広いところでドンパチ見たかったけど色々と仕方ないよね
・でも最後らへんの校舎を使ったアクションとか脚立を戦車(概念)みたいにして突っ込んでったのはマジで「ンフフwwww」って声が出てしまったくらい爆笑したし好き
・ビン投げまくるのとかすごかったし(小さい黒板みたいなの盾にしてた轟はさすがに笑った)、窓を景気よく突き破るとかは室内ならではでサイコー!!
・段々と減らされつつあるみたいだし事務所のしがらみもあるようだけど、中身は成人男性たちとはいえ高校生がちゃんとタバコ吸ってて「やったあ治安悪い~~~!!!!」って拍手しちゃったので、頑張ってこの路線を貫いてほしい。よくないものを「よくないもの」として、きちんと残していこうぜ
・制服がカラフルでとても不良が着るものとは思えずバリバリオシャンで、かつ学校というかチームカラーがはっきりしているので「どことどこが同盟で敵対しているか」が視認性としてバッチリなので初見には助かる。SWORDもわりとチームカラーはっきりしてたけど、色とか装飾とかで分かるとすごくいい
・不良の制服としてボンタン(ではない)にチェック柄を導入するの、あまりにもオシャレすぎひんか?!?!最高
・2次元含めてアイドルとかってやっぱ動きやすさ重視もあってか下半身のボリューム抑えられがちな気がするんだけど、ここの人たちは大体ダンスがお得意でめちゃんこ動けるからか足元にも「重さ」を感じてよかった
・運転手が「せがれが……」って言った時点でオタクCPUが「はい瀬ノ門の2人組、これはもともと幼馴染で子供の頃に救われた過去がありそれゆえ忠義や友情で相手に尽くすも相方はそんなの忘れたか過去として封印したとかで年季の入ったオタクなら100万回履修してる関係性~~!!!」って弾きだしたらマジでそんな感じのを純度1000%で出されてひっくり返った
・あとで公式サイトのキャラクター紹介見たらすでに幼馴染の完全なる“解”が書いてあって、相関図見るまでにしといたので新鮮な味わいを得られたのは結果的によかった
・(おれは氷室の名前を最後まで覚えられず「緑の制服を着た顔の可愛いほう」としか言えなかったの札を下げる)
・氷室の中の人、おめめが真っ赤な時があって「特撮でもよく見るやつ……撮影過酷だったんだね……」ってしみじみしちゃった頑張ったね
・氷室、可愛いお顔なのにメリケンサックで卑怯で典型的なワルでよかったですね……こんな超絶イケメンがかませ犬っぽい立ち位置なのイケメンのハイパーインフレが過ぎるのではないだろうか
・氷室と楓士雄のバトルではワイヤーかなって思うとこあったけど、それ以外はよく分からなかったのでアクションすごいね
ガンジーは「顔は見たことあるし、演技も覚えがある」「なのに何かが繋がらない」ってしばらく眺めてたんだけど、言い訳すると岡さんの演じた大秦寺さん(ライダーのキャラの名前)ってもともと変身する予定じゃなくて(みたいな話をどっかで見た気がするんだけどあやふや)、後々になって仮面ライダースラッシュになったんだけど、大秦寺さんは物静かなんだけどスラッシュに変身すると戦闘狂みたいなヒャッハー化するので「アフレコでヒャッハー演技は見たがガワはライダーなので、素面ヒャッハーは見たことがなかった」というねじれ現象がね、あったんですよ……
・なので線が繋がった後は「ヒャッハーの素質ありまくりなのでこの起用はベストマッチ!!!」って手を叩いて喜びました、特撮オタクとしてアリガトゴゼーマスカンシャ……
・「レディプレイヤー1」は見てて、現在進行形で「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を見ていたら森崎ウィン氏と正面衝突したのなんていう事故
・あまりにも馴染んでいたから続投キャラかと思ったら新規キャラと聞いて爆笑不可避だった馴染みすぎやろがい
・鳳仙高校、トップたちの遊び道具が麻雀だったので「こいつら暴力に加えて知性があるタイプの不良だ……!!」って思った
・シダケンと小田島が昔馴染なのは後々理解したんだけど、坊主とかが多い中で小田島があまりにも格の違う美人顔だし(ザワの話で佐智雄は一旦除外)、シダケンも見た目がほかと比べてオシャンだからよーーく見てたら接点について何か感じ取れたのかもしれない
・半裸レスリング(?)は意味不明だったのでこれなくてもよかったんじゃないでしょうか
・小田島と轟の接点、なんか唐突感すごいけどこれ前々から伏線でもあったのかな……って思ったら唐突に生えた設定らしくてさすがにもうちょっとうまくやったほうがよかったんじゃないですか?!?!
・小田島とサボテンのバトル、手錠引っかけるところを足の長さで防いだの、あまりにも足の長い男にしか許されない足の長さを活用した戦法で一番テンション上がったかもしれない
・シダケンと小田島が昔馴染みという前提で見ると、単純に仲間をやられてキレたとかってんじゃなくて私怨も込みなんだろうなってのとか、何回も電話したけど出なかったってところに色々な感情が乗っていいですね……
・風神と雷神が最後までどう形容しても「チェック履いてる顔のいかつい男」にしかならず区別がつけられなくて申し訳なかった
・んだけど、思えば芝マンと辻の路線バス襲撃の時も、轟とのタイマン(みたいなやつ)もバトルシーンが全然なくて見せ場らしい見せ場がすごいごっそりなくなってて、そりゃ区別もつきませんわよ?!?!ってなるよな……初見のせいだけではなくない……??ちゃんと見せようぜ
・横山……アンタ“漢”だったよ……こんな王道の「ここは俺に任せてお前らは先に行け!!」を見せつけられるとは思わなくてよかった
・賞味期限きれたモン食ってもわりと皆ピンピンしてそうなイメージあったのに普通にお腹壊してた西川、繊細なとこあってよかった
・ここの2人、コンビだったから西川が横山を置いていくのめちゃくちゃ抵抗してたのか……今気づいたわ……
中越、それなりに強かったなのから戦力バランス調整なの知らんけど早い段階でドロップアウトしちゃったの残念だったな。なんか見た目に村山みがあったのでもうちょい動いてるの見たかったので残念だった
・轟は視力悪いのかファッションメガネなのかどっちなんですか(眼鏡過激派)(優等生のフリ?してるみたいだし演出かな?)(なら外すのは許す)
・轟みたいな前髪とかちゃんと整えてるタイプの人間が前髪乱れるところからしか得られない栄養を摂取してたのに、体育館に入ったら爆速で戻ってて「馬鹿野郎!!!!!!!」ってキレちゃったけど、その後すぐ水?酒?で髪をかき上げたので10000点加点です
・ただこの時の轟のお顔、完全に2~3人殺ってるみたいな目つきと顔だったので「過去に人を殺してません?本当に??」って聞いたら「高校生だぞ」って言われた。本当に高校生ですか彼????
・司、お顔はめっちゃ美少女なのに須嵜とか天下井にボッコボコにされて、かつ一晩か一昼夜くらい飲まず食わずで放置されたっぽいうえ、宙ぶらりんから落とされたのに戦力カウントに入ってて「っょぃ……」って思った
・外から見ると「楓士雄には司がいないとダメだな(面倒みてますが感)」って感じっぽいのに、実際「司のほうが楓士雄いないとダメ」らしいの、公式でお出しするにはあまりにも圧が強い
・須嵜、あんま喋らんのに目であらゆる感情を語るので中の人のイマジネーション(トッキュウ並感)がめちゃくちゃ強いんだと思う
・天下井の中の人、須嵜の中の人のこともともと好き?だったらしくてニコォ……ってなった
・須嵜の中の人、演技とかアクションとかやってたわけじゃないらしいのに、股下10mくらいある足の長さとキッチリ止める体幹のすごさでめちゃくちゃ格好よかったな……足技を繰り出すために生まれたような肉体してるな……
・喋ると途端に幼くなるし、対天下井へのメンタルは子供の時のままの狂犬、あまりにもすべてを薙ぎ払う強火すぎる
・すべてに見捨てられた天下井、もうちょいちゃんと暴力でもプライドへし折られる感じでボッコボコに殴られてほしかったな。爽やかなのはいいことだけど屈辱にまみれた男からしか得られない栄養もほしかった
・でも最終的に拳で友情じみたものが芽生えて、一旦飲み込んでフラットに付き合えるのは(内心はどうあれ)大人の利権とか立場とかプライドみたいなのが一切ない子供に許された特権だよな
ラオウ(そもそもこのネーミングは北斗的なアレの連想でいいんか??)も「顔立ちがめちゃくちゃ整ってて最強の名にふさわしい格闘家みたいな筋肉があって背丈も大きい男いないかな~~?!?!」って探して「顔立ちがめちゃくちゃ整ってて最強の名にふさわしく背丈も大きいプロの格闘家を連れてきたよ~~!!!!」って感じで、すごかった
・初見が見ても明らかに筋肉の質が違いすぎて「すごいな~」って見てたら、本当に違ってた
・いや皆たち、筋肉ないわけじゃないけど基本的に薄いからさ……
・佐智雄、普通に出ないと思ってたから初見でもごく普通にびっくりしたんやけど、最初やたら楓士雄とラオウとの顔を一緒に映さないからサプライズ登場だけど一緒にいる雰囲気だけ演出するのかなって思ったらちゃんと同軸に存在しててアガった
・志尊くんはトッキュウジャーのイメージが強いので、めちゃくちゃガラ悪くてウヒョーー!!ってなったし、めっちゃ殴ってるのに殴られてないっぽくてOh……ってなる
・鬼邪高と鳳仙と鈴蘭で単純にバトってほしいけど、やっぱ第三勢力の加入がないと話として動かしにくいだろうな……ってのも分かるから、もうちょい鈴蘭フォーカスの物語もどこかで見てみたい
・どこかであのいかつい山口孫六の中の人が美少女でひっくり返った話はしましたっけ?
・最後に楓士雄が鈴蘭で受けた礼の真似するの、両校で生まれた確かな縁を感じる演出でよかった
・(んだけど、あの場にいなかった司がお遊びに付き合えたのって楓士雄が自分で喋った可能性も高いけど司が楓士雄に根掘り葉掘り聞いたか司が自分で鈴蘭で何があったのか全部調べて把握したんだろうから強火の幼馴染こわっともなる瞬間である)

・楽曲、格好よかったこととシーンに合わせた歌詞や絵作りができるのはあらゆる要素をパッケージで提供できるこの布陣だからこその強みだと思うんだけど、初見だと曲まで全然処理できなくてなんかカッコよかったな……しか言えねえやすいません

・映画の後に焼きそば食べに行ったんだけど美味かった

・いつかヅカローも見てみたいな

なんか思い出したら追記します

 

・思い出したんだけど小田島が終盤に鉄パイプ二刀流みたいな構えした時、在りし日の筆頭(戦国BASARA)を思い出して拝んじゃったな