バディが熱いドラマを織りなすアドベンチャーゲーム「バディミッション BOND」――王道が物量で殴ってきて息ができねえ【ネタバレしてない】

Nintendo Switch向け完全新作アドベンチャーゲーム「バディミッション BOND」をフルコンプしました。ストーリーが肝なのでネタバレはしていませんが、紹介とかも兼ねてたらよくわからん文字数になった。全人類プレイしろください。 

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全人類にプレイしてもらっておれと同じ苦しみを味わってほしいのは本音ですが、まず「バディミッション BOND」が向いている人をふるいにかけたいと思います。テレビアニメ「TIGER & BUNNY(一期前半までしか保証できない)」とか、テレビドラマ「MIU404」とか、ゲーム「ファイナルファンタジー15」とかみたいな、大人の男たちが何だかんだ、わちゃわちゃしながら協力したり反発したりして共通の目的にために立ち向かうドラマが好きな人、今すぐ買ってプレイしてください。 

逆に、確かにキャラクターネームの語感こそ「逆転裁判」ぽいですが、本作は「誰でもクリアできる難易度」を目指して作られたシナリオ主体のアドベンチャーゲームです(ってインタビューで言ってた)。潜入パートや捜査パートなどはありますが、間違えると正解がすぐお出しされるレベルなので攻略を調べる必要はほぼありません。なので、そうした推理や探索などの手応えを期待していると相当肩透かしを食らいます。このへんのパートは没入感を高める装置なので、あくまでバディものの物語を楽しみたい人向けの作品です。

 

あと犬好き、本作やたら犬スキーによって作られてるからやれ。

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暗躍する謎の犯罪組織「DISCARD」を追う、ワケアリの4人

本作のメインキャラクターは、全部で4人です。殉職した義父のようなヒーローを目指すも、エリート志向の国際警察に馴染めずにいる好青年「ルーク(CV:木村良平)」。ある目的のため、宝石ばかりを狙っていた“大怪盗ビースト”で知られる「アーロン(CV:近藤隆)」。ヒーローショーのショーマンとして活躍している元ニンジャ「モクマ(CV:森川智之)」。“仮面の詐欺師”と呼ばれる変装と知的犯罪のプロフェッショナル「チェズレイ(CV:浪川大輔)」。基本的にルークとアーロン、モクマとチェズレイがメインのバディ関係にあります。公式いわく、前者が少年漫画で後者が青年漫画だそうです。分かる。

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本作は、ルーク視点でストーリーを追う「ミッション」、6通りの組み合わせでバディの会話を楽しめる「バディエピソード」、サブキャラクターなどにもフォーカスした「サイドエピソード」の3部構成になっています。ミッションは、ルークがある犯罪を知らせるメールを受け取ったところからスタート。ルークが単身現場へ向かったところでアーロンと出会い、謎の犯罪組織「DISCARD(ディスカード)」の一端に触れます。それぞれの理由でDISCARDを追うことになった2人は、世界的なショービジネスの中心地「ミカグラ島」へ向かう途中でモクマやチェズレイとも出会い、やがてチーム「BOND」を結成。改めて4人はそれぞれの理由を胸にDISCARDと戦う……といった感じでストーリーが進みます。

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途中でミカグラ島の歌姫「スイ(CV:上坂すみれ)」、DISCARDを追う謎の美女「ナデシコ(CV:田中敦子)」なども登場し、個人的にはミカグラ島にあるジャパニーズテイストの「マイカの里」を収める「フウガ(CV:子安武人)」とか、あと公式サイトに出てきてないサブキャラクターが好きです。いつか公式で解禁されたら語ります。

本作を一言で表すなら「おれたちが見たい王道ストーリー」だと思います。異論は認める。あからさまに「その人っぽいキャスティング」なのもそうだし、もう最初から最後までお約束に次ぐお約束なので、そこそこ勘のいい人なら公式のキャラクターとかを見ただけでストーリーの全体像まで想像がつくと思います。だからといってそれを逆手にとった、めちゃくちゃ奇をてらった要素があるかといえばそうでもなく、ひたすら全力で王道を突き進みます。

そもそも王道がどうして王道と呼ばれるかといえば、皆それが好きだからですよね。何度味わっても面白くて楽しいから、繰り返し語り継がれてきたものが“王道”となるわけで。もちろん可愛らしい見た目で残酷かつ凄惨なストーリーが描かれるとか、主人公たちも全員死ぬ救われない物語とか、さっぱり予想できない展開も大変面白いです。おれも大好きです。でも、どこかで見たような展開だろうが、お約束だろうが、期待通りのものが期待通りでてくること自体が面白さを損ねるわけじゃありません。面白さを突き詰めた先に辿り着いた王道であれば、たとえ見知ったような展開でも燃えるし、テンション上がるし、泣きます。本作は、そうした「王道の面白さ」というじっくりコトコト煮込んだ素材を満漢全席フルコースで出してくるんですよね。

いい加減話を戻しますが、ミッションが王道のストーリー運びだとして、じゃあバディエピソードやサイドエピソードで何を語るかと言えば、ミッションで語られなかった要素を「ほぼ全部」出してきます。もう一回言いますが、ほぼ全部です。バディエピソードはルーク&アーロン、ルーク&モクマ、ルーク&チェズレイ、モクマ&チェズレイ、アーロン&チェズレイで6パターンあって、ミッションの前に起きたこと、ミッションの合間の探索や潜入中に起きたこと、ミッションで潜入をクリアして目的達成した後に起きたことなんかを6通りの視点で語られます。この時点でだいぶ正気を疑う。

さらにサイドエピソードではメイン4人も含めつつ、ミッション中に判明したサブキャラクターの事実とか、その場所で過去に起きたこととか、とくにミッションに関係ないけど出てきたサブキャラクターの出来事なんていう普通だったら無視されてもおかしくないようなものまで、もはや語っていないことを探すほうが難しいくらいの量が詰まってます。エピソードの合間を想像して補完するタイプの二次創作オタクは完全に息の根が止まります。何度も言うけど正気か??

個人的なフルコンプまでの時間は約35~6時間くらいでしたが、その間ひたすら情報!情報!!情報!!!と殴られ続けるので、大抵のオタクは頭がおかしくなって倒れます。たぶん。一方的に情報を出すしかない媒体ではこれだけの情報量をコントロールするのはかなり難しそうですが、ゲームは並列的に情報が出せますし、ある程度は自分でも取得のタイミングを選べるので、これはゲームならではの情報の出し方というか、うまくすみ分けできているなーというイメージでした。

それに、立ち絵とテキストといったオーソドックスなテキストアドベンチャーではなく、色と音のついた漫画みたいな画面演出(公式いわく「コミカリッシュ」)なんですよね。キャラクターデザインに「アイシールド21」とか「ワンパンマン」の村田雄介先生を起用したのもそういう狙いがあるんでしょうけど、文字だけでなく絵でもかなり説明するので分かりやすいと思います。アドベンチャーゲームというよりは「文字や声の情報もあるコミック」でした、ほんと。

唯一ってくらいの難点を言うなら、とにかく情報量が多いうえに、それをしっかり整理して伝えるので文字を読むのが早いタイプの人とか展開への理解が早いタイプは若干テンポが悪く感じると思います。「これくらい分かるだろ!!」というようなことも丁寧に分解するので。でも全部のエピソードを回収するのにだいたいミッションを2回くらいはクリアしなきゃいけないんですが、スキップが爆速なので周回自体はとくに苦になりませんし、システム面でも文句言うところはほぼありません。強いて言うなら潜入パートの判定タイミングがユルすぎて逆に難しかった。もっと早くてよかった。

クリアは簡単だけど差分がエグい探索&潜入パート

続いて、探索&潜入パートについて話していきましょう。ルーク視点で進むミッションは、だいたいシナリオを読み進めるアドベンチャーパートがあって、そこでDISCARDの情報を得るためにどこかへ潜入するといった流れになります。

忍び込むにもまずは情報!ということで、色々な人たちへ聞き込みをします。ここでは2人組で情報収集することになり、一部を除いてプレイヤーが組み合わせを考えます。

情報を持ってそうな人間の様子を見極めて、聞き込みをするのにふさわしいキャラクターを選んで3択クイズに正解すると情報を獲得できます。まあ適当にやってもいいんですけど、1ターンに行動できる範囲が決まってるんで、例えばルークになら話してくれそうな人間がいる方向とチェズレイなら話してくれそうな人間がいる方向が同じならこの2人をセットにして聞きにいく……みたいな感じ。そうすると行動力とかターンを節約できるんで。

それで、一例として4人にはこんな特性があります。

  • ルーク……犬顔、スーツ、歴史好き、甘党
  • アーロン……馬鹿力、宝石の目利き、アニキ
  • モクマ……ショーマン、ニンジャ、子供ウケよし、故郷
  • チェズレイ……変装、声マネ、演奏、イケメン

例えば歴史に関係あるスポットとかスイーツショップとかで聞き込みしたいならルーク、力仕事をしたら話を聞いてくれそうならアーロン、ショービジネスの出演者とか関係者ならモクマ、音楽関係とかイケメン好きな女性相手だったらチェズレイをぶつける、みたいな感じですね。たまに特定の2人じゃないとダメなとこもあるけど。誰だか分かんない場合は適当にやって失敗すると「誰なら話を聞けるのか」まで表示されるし、特定ターン超えても答えが出てくる超親切設計。時間さえかければ絶対クリアできます。 

情報を集めて潜入するルートを確立できたら、改めて潜入するバディを選んで潜入パートがスタート。こっちは3Dモデルのキャラクターを操作して、事前に調べたとおりに進んでいきます。基本的にパスワードなりギミックの解除なりの答えが分かった状態なんで、その通りにボタン押したり操作したりでうまくやればOK。敵と戦う場合もあるけど、その時は表示されたとおりにボタンを押せばよし。間違えてもゲームオーバーとかにならないで同じ動作をすぐやり直しになるし、やり直すたびに判定がユルくなっていくのでこちらも絶対クリアできる。潜入パートを終えるとエピローグというか、次のミッションへの引きみたいなパートが挟まって終了です。

ミッションを終えると「ヒーローゲージ」の残量によってクリアランクの判定が行われます。アドベンチャーパートなどで正しい答えを選ぶとゲージが増えて、探索&潜入パートで間違えると減るって感じ。このクリアランクが高いほど解放されるエピソードが多いんで、最終的にはSを目指すことになります。また、探索パートで特定の場所を2人で回ってる、潜入パートを特定の2人でクリアしてるなんかもエピソード解放の条件です。1回クリアするとエピソード解放の条件が全部見えるんで、うまい人なら2回クリアでエピソード全部出せると思います。ほぼそのミッション関係の話なんで、全部出して読み切ってから次に進んだ方がいいです。1回クリアするだけで6~下手すると10エピソードくらい普通に出てくるけどな。

で、やっと本題。アドベンチャーパートとかエピソードはだいたいフルボイスなんだけど、探索&潜入パートはパートボイスです。何故かといえば「どの組み合わせを選んだかによって会話パターンが違う」という、これまた馬鹿みたいな物量で殴ってくるから。会話だけじゃなくてオブジェクト調べたときの反応とかも変わるらしい。全部なんか見てねえからわっかんねえよ!!オマケに潜入パートでは組み合わせによって、たぶんここだけの音声付きセリフが流れるんだよね……一言程度だけどさ……。正気か???

BGMもちょっと違うらしい。正気か?????

過去と因縁を抱えた男4人が絆を結ぶ

絆(BOND)なんて生易しいもんじゃなかったけどな!!!!!

それはさておき、ここからはメインのキャラクター4人と各バディについて軽く語っていきたいと思います。あくまで軽く、です。とはいえ全部分かった上でってなっても気が狂って「おれは……おれは一体何を見た……??」って言葉が出てこないんだけど(だいたいチェズレイが悪い)。だいぶ主観なのであんまり真に受けず、実際にやってみてくださいマジで。

 

ルーク・ウィリアムズ

本作の主人公的存在。正義感の強い義父「エドワード(CV:小山力也)」からヒーロメンタルを受け継いだ圧倒的善性の持ち主で、どこまでも人を信じ抜ける強さがある。かといって正義感の暴走とか分別が付かないみたいなストレスフル要素はそうそうなく、べっこべこに凹むこともあるので加虐趣味を拗らせた人でも満足できると思う。万能か?年相応の青年らしさもある一方、大抵の相手に誠実だし令和の倫理観もち。正しさの塊か??人にプラスの影響を与える太陽みたいな面と、静かに見守る月みたいな面もあるような気がする。

あとは、一般人なら泡吹いて倒れるんではってくらいの甘いものが好きなヤベエやつ。食レポするときだけやたら語彙力が高まる。犬顔で犬好きで歴史好き。もっと言いたいことあるんだけどネタバレ直結なんだよな~~~~~!!!!本当に主人公だった。とてもいい主人公だった。

 

アーロン

とある理由で宝石を集めてた怪盗。色々と理由も背景もあるけど、悪党は悪党として変に悪びれるわけでも自分を正当化するわけでも悲劇のヒーローぶるわけでもなく、自分の中の優先順位もしっかりしてる、行動理念もはっきりしてるで「やるべきことをやる」って感じ。だったんだけどルークとの出会いで……まあ……そうなるでしょ……。物理/精神の弱点も明確だし「可愛いとこあんじゃん」ってなるバランスがすごい。肉大好きで腕力ならチーム最強だし視力もバカみたいにいいし宝石への目利きだけならチェズレイ以上、何だかんだ常識度でいえばチームで一番(当社比)だと思うし器もでかい。アンタすごいよ。すごすぎて「ああコイツ何があっても絶対大丈夫やな」って信頼が天元突破すぎて、相対的にキャラが薄味にすら感じた。全然そんなことないのにな……ほかの3人がアレすぎんだよ……。

 

モクマ・エンドウ

飛行船でショーマンやってた元ニンジャ。この世界では「大江戸戦士トノサマン」みたいな感じで「変身超忍ニンジャジャン」っていうジャパニーズトクサツショーが覇権を握ってて(たぶん)、それの中の人をやってる。女性なら誰でも声をかけるっていうテンプレおじさんかと思いきやただのヒロインだった。なんで?ちゃらんぽらんと見せかけて実は強い切れ者ムーブは100点中100000点。純然たるルビパ謹製だったらCV竹本英史の可能性がなくもなかった気がしなくもない(個人の感想です)。お酒大好きだけど食べるのも同じくらい好きで、気が付くとルークに食べ物与えてる。

あとはもう、故郷と因縁を清算する程度しか言えることがねえな……。一連のエピソードで気が狂うかと思いました。色んな意味で。

  

チェズレイ・ニコルズ 

仮面の詐欺師、完璧主義者、潔癖症、殺人含めて自分の目的のため他者を踏み台にすることに何のためらいもない……みたいなこっちもこっちで「そのまんま」みたいな属性盛っててヤバヤバのヤバみたいな面してるけど、実際のところ“愛”のひとだと思います(個人の感想です)。対アーロンは最初から最後まで変わってないと思うんだけどルークとモクマについては変わったというより、彼らと接することでチェズレイ自身が本来あるべき場所に収まった、戻ったというような印象が強い。別に根幹が変わったわけではないんだけどね。

ねっとりしたキャラをやらせた浪川大輔氏はどうせ天才だろって思ってたけど、本当に何の不安もなくドドドドドド安定のねっとりでした。やっぱ浪川大輔氏は天才やと思うわマジで。

 

ここからバディで語っていきます。

 

ルーク&アーロンはもう「ふたりはプリキュア」以外なにも……なにも出てこない……。とくにルークは、ヒーローには仲間が、相棒が必要だというちゃんと“分かってる”タイプなんだよな。運命のバディ。“““““““運命”””””””以外の何を言えばいいのか教えてくれ。最初はどっちかっていうとアーロンのほうが振り回してたけどルークのほうが振り回す時もあったし、最終的にはルークの影響受けまくりって感じする。運命です。これ以上なんも言えねえ……。目の色が同じなのはたまたまそうなったけど、なくなった某設定の名残もあってこうなったってニンドリのインタビューに書いてあって嘔吐しちゃった。

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これがこう。

 

モクマ&チェズレイは……逆に何て言ったらいいんだ……?こいつらを「相棒」の枠にはめていいのか?箱の中に部品を入れてジェットコースターに乗せたらたまたま組み上がりました、みたいなもはや生命誕生の神秘みたいな確率じゃない?どう考えたって合わさるわけのないグチャグチャの断面が奇跡的に噛み合ったような……。ルークとアーロンは「そうだよね」って感じなのにモクマとチェズレイに関しては「どうして」ってなる。どっちかっていうとモクマの「お前お前お前、お前~~~!!!」ってなる部分はわりと早い段階で出てくるんだけど、どうして薄氷の上でタップダンスしながら殺し合うみたいなことするんです。どうして。結果的にどうしようもないけど、ある程度年季の入ったオタクはモクマとチェズレイの行動で死ぬ(個人の感想です)。どうにか言語化で辿り着いたのは「比翼連理」だった(だーりんではない)。

 

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これがこう。

 

ルーク&モクマとは人生の先輩と後輩って感じ。ルークがよく食べるからモクマがご飯を与えている構図が多いし、いっぱい食べるフレンズで可愛い。 ルーク的にはモクマにも対等に頼ってほしいなと思うけど無理に距離を詰めようとせず、自分がしっかり成長して信頼を得ようと努力する姿勢をみせる。普通に偉くないかこれ。モクマとしては虚勢や見栄ではなく、単純に「カッコ悪いとこ見せられないよね」って背筋を伸ばす。ここに関してだけはモクマ普通に偉いと思う。ここだけ。

 

ルーク&チェズレイは……ルークはチェズレイの悪党としての美学も全部は納得はできないなりに尊重しつつ信頼してたけど、チェズレイとしては別に何ともって感じだったのに……最終的にお母さんと息子になった(幻覚ではなくマジの公式)。ルークの底抜けの善性が、チェズレイの中にもともとあったものを気づかせるっていうの、流れとしてあまりにも美しいのでは。そこまで主軸の関係性ではないけど、この2人のペアかなり好き。 

 

アーロンとモクマは、もともとはアーロンが実は強いモクマにちょっかい出して、それをモクマが何だかんだ受け流すって感じだったけど、段々色々あってモクマが隠し切れなくなってきた一方、アーロンはモクマを正しく理解し始めた……みたいな印象。アーロンってわりとズバっと本質見抜くから(目利きにかかってるような感じ)、モクマとしては若干恐ろしいとこありそうだったけど、アーロンって長男気質に見えるからそういう人間にとって「身近な年上の男性」って貴重な存在だと思うんだよなー。

 

アーロンとチェズレイは悪党としてのベクトルがまったく合わないし何もかも合わないんだけど、お互い何の遠慮もなく利用したり張り合ったりできる仲だなーって気がする。「どうせこのくらいじゃ死なないだろ」くらいまで全力で潰しあえるけど、ライバルとかそういうのでもないイメージ。向いてる方向が全然違うしね。

 

もはやどう〆ていいのかよく分かんなくなったので、とりあえず全人類「バディミッション BOND」をプレイしてください。シリアスとコミカルのバランスもいいよ!

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個人的にめっちゃ好きなシーンです。

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エピソード13までクリアした? → https://fusetter.com/tw/W3beQNcK

フルコンプした? → https://fusetter.com/tw/MRkd0do3#all